iDownloadBlogに「iPad miniのディスプレイはサムスン製ではなく、多くはLG製だった」という記事がひっそり掲載されているのを見つけました。
iPad miniのディスプレイパネル製造元は?
「え?そうなの?」と内容を読んでみました。情報の出どころは台湾のDigiTimeで、製造メーカー関係者によるとiPad miniのディスプレイパネルは、LG DisplayとAU Optronicsから11月に400万ユニット出荷されたということです。出荷数量の多さから言って、ほとんどはLG Display製だろうのことです。
確かサムスン製と報じられていたはず
それにしても11月はじめ頃、いくつかのニュースサイトから、「iPad miniのディスプレイはサムスン製」と報じられていました。いったい今回のニュースとどちらが正しいのか気になったので、調べてみました。
11月2日にロイターから「米アップルアイパッドミニ、サムスン電子ディスプレイ搭載」というニュースが報じられています。他のニュースサイトの多くは、このロイターの記事を引用しています。
内容はiPad miniを解体したiFixitが「液晶ディスプレイー(LCD)の裏の表示からは多くの情報は得られないが、サムスンのディスプレイドライバー(チップ)は、アップルが再びディスプレイの製造でサムスン電子と手を組んだことを示している」と述べているとしています。
よく読むとディスプレイドライバーがサムスン製だったので、ディスプレイもサムスン製と推定している様に読めます。しかし、ニュースのタイトルは「サムスンディスプレイ搭載」と断言してしまってますね。
もうひとつ、iTmediaニュースが同じく11月2日に「iFixitが「iPad mini」を解剖 ディスプレイドライバはSamsung製、スピーカーはステレオ」というニュースを報じています。
こちらは「ディスプレイドライバはSamsung製」とドライバがサムスン製だと明確にタイトルで述べています。内容を見ると、「ディスプレイの製造元は特定できなかったが、ディスプレイの背面に並ぶチップの中に、韓国Samsung Electronics製のディスプレイドライバ「W1235 S6TNMR1X01」がある」と書かれています。
つまり、この時iFixitはディスプレイドライバはサムスン製と特定できたのですが、ディスプレイの製造元は特定できなかったのです。
Appleのサムスン離れは予想以上
今回のiDownloadBlogのニュースは製造メーカーに近い筋からの情報ですから、こちらの方が正しいと考えて良いのではないでしょうか。つまりiPad miniのディスプレイパネルはLG DisplayとAU Optronics製でサムスン製ではなかったということです。
以前のニュースでiPad miniのディスプレイパネルがサムスン製と聞いて、ちょっと意外と感じていました。「これだけ特許紛争で争っているのに、まだサムスンを使い続けようとしているんだ」という気持ちからです。
しかし、今回のニュースでAppleはほぼプロセッサのチップ以外、サムスン離れがほぼ完了しつつあるという事実です。iDownloadBlogによると2014年までには、サムスン製チップもAppleは取り扱いをやめるといううわさがあるとのことです。
Appleとサムスンは持ちつ持たれつの関係でしたが、ここまでお互い真っ向勝負のライバル関係になると、自然な流れなのかもしれませんね。
(本文おわり)
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