週アスPLUSにKDDI田中社長へのインタビューが掲載されていました。田中社長は、「これまであまり明らかにしなかった点を説明します」と言って、なかなか興味深い事を述べています。
1.コンカレント通信について
LTEでデータ通信中に通話するとLTEが切れてしまう「コンカレント通信」について、田中社長はauだけでなく、ソフトバンクも同じだといいます。いや、世界中どの通信業者であってもLTEのデータ通信と通話は同時にはできないと言っています。
iPhone 5の発表イベントでAppleが言っていた「Single radio」というのはLTEと3G通信は同時にに行われない事を意味しているそうです。
しかも、通話が終わってLTEにもどるまで、auは1秒、ソフトバンクは1分かかるのだとか。1秒と1分の差について、根拠が説明されていないのがちょっと残念です。
いずれにしても、「KDDIはテザリング中で通話できないが、ソフトバンクはできる」というのは、迷信だった様ですね。
2.基地局の数について
ソフトバンクの孫社長は、発表イベントでLTEの基地局がauより多いことをアピールしていましたね。
これに対して、auとソフトバンクでは基地局のタイプが違うと田中社長は説明しています。ソフトバンクの基地局は、電波を360度発射するため、1基分でカバー出来るエリアが狭い。従って、エリアを埋めようとすると、お互い重ね合わせる必要があります。つまり、基地局の数が多くなるわけです。
ところが、auの基地局は、120度毎に3つの方向に発射されます。こうすると、エリアはきれいに埋っていくということなのです。つまり基地局の数でソフトバンクとauを比べてもあまり意味は無いし、同じ数なら、auの方がつなりやすくなるということがおこるのだとか。
iPhone 5をめぐるauとソフトバンクの対決は、社長同志による激しい舌戦となっています。さて、孫さんの反論が楽しみですね。
(本文おわり)
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