NHKオンデマンドサービスが4月からiPhoneやiPadでも視聴する
ことができるようになるというニュースをご存知の方は多いと
思います。
http://blog.nhk-ondemand.jp/2012/02/201204-pressreleases.html
NHKオンデマンドは一応入会しているのですが、実はあまり
視ていません。何かと忙しい(ふりをして)いるので、(^_^;)
じっくりパソコンの前で視る時間がない(ふりをしている)の
です。もし、iPhoneやiPadで視聴できるなら、通勤途中などで
利用するかもしれません。
どうしてNHKオンデマンドをiOSデバイスで視ることができる
様になるかというと、今日のテーマ「HLS形式」に対応する
からです。
「HLS形式」ってなんだ?
ということでケータイWatchのケータイ用語の基礎知識に
「HLS形式」の解説が掲載されていました。
このHLS形式、今までもちらほらと聞いたことはありますが、
実はAppleが開発した動画ストリーミング送信プロトコルなんだ
そうです。
これがまたとっても優れたストリーミング形式であることが
ケータイWatchの記事でよくわかりました。やはりモバイル指向
が強いAppleらしい方式なんです。
地上デジタル放送などでは「MPEG-2 TS」という方式で映像と
音声をパケットにして配信しているらしいです。
それに対してHLSは動画を10秒毎に暗号化して、ひとつのファイル
にし、それら小さな連続したひとつひとつのファイルを
「MPEG-2 TS」で送信するみたいです。
なんですが、ばらばらのファイルを送信されても順番が狂わない
のは、ひとつひとつのファイルの順番や暗号化の鍵などを書き
込んだ「プレイリスト」っていうのを先に視聴する端末に
送っているからなのだそうです。
(図をクリックで拡大表示)
上の図はケータイWatchさんから拝借した説明図ですが、
動画を配信するWebサーバがまず「プレイリスト」を視聴する
端末(クライアント)に送信します。
そうしたら端末はそのプレイリストを参照しながら、細切れ
になったTSファイルを順番に読み込んで表示するというわけ
なんですね。
この形式が優れているのはまず、この様に細切れのファイルの
やりとりなので、通信速度が遅くても、逆に速くても、適切な
動画ファイルで再生できることです。
iPhoneで視ることが出来るようになっても3G回線でなめらかに
再生できないと意味ないですが、そういうことにも配慮された
形式だということなんですね。すばらしい!
また、プレイリストのおかげで、巻き戻しとかも簡単に操作
できるということもあるそうです。
更にWebの世界では最もポピュラーな「HTTP」プロトコルを
使って動画配信されているということです。ですから特別な
環境がなくても、ブラウザで簡単に楽しめるということなのだ
そうです。
AppleはこのHLS形式を標準化するための作業も行っているとか。
インターネットを使ったストリーミング配信というのが、これ
からもっと多くなってくると思います。しかもその動画を視聴
するのは、iPhoneやiPadのようなモバイル端末が主流になること
は間違いありません。いや既にその様な時代に突入していると
言ってもいいでしょう。Appleが考案したこのHLSという動画
ストリーミングの方式がもっと普及してくれるといいですね。
(本文おわり)
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