photo credit: Cristiano Betta via photo pin cc
ITMediaに掲載されていた記事からです。
AppleのiOS担当者と日本のジャーナリストとの情報交換みたいな
ことが年2回のペースで行われているらしいです。元記事には
興味深い情報がレポートされているので、ぜひ目を通していた
だきたいです。
私がその中で気になったのは、なぜApp Storeで思わずアプリを
購入してしまうのかということについてAppleのiOS担当者に
インタビューしている内容についてです。
App Storeには60万本のアプリがあり、実になんとダウンロード数
は累計で250億本に達したと言うことです。最近では毎月10億本
のアプリがダウンロードされているというからすごいです。
もちろん、この中には無料アプリも多数含まれているわけですが、
個人的経験からしても、いとも簡単に有料アプリを購入して
しまう不思議な魔力がApp Storeにはあると感じています。
AppleのiOS担当者はこの件について個人的見解としながら次の
様に述べています。
「そもそもアプリケーションを買うためのストアが1つしかないので、そこでも迷わないですし、iTunesアカウントの設定も簡単なら、設定後にアプリケーションを実際に買う行為も非常に簡単です。」
他にも理由はもちろんたくさんあるとは思いますが、ここで
Appleの担当者が述べている「アプリを買うためのストアが1つ
しかない」というのは、結構ポイントではないかと思います。
普通何か物を買おうとしたら、必ずいくつかお店があります。
購入するときに「何を買うか」という迷い以外に、
「どこで買うか」という迷いが消費者には必ずつきまといます。
お店の信頼度、価格も違いますからね。迷っているうちに購入を
やめてしまうこともあるでしょう。
購入できる店が1つしかないというのは、「どこで買うか」と
いう迷いを取り去ってくれるので、購入に至るまでのプロセスが
単純になり、買いやすいということに確かにつながると思います。
私はマーケティングの専門家ではありませんが、消費者が購入
するまでには、
「注意」→「興味・関心」→「欲求」→「行動(購買)」
という様なステップをふんでいくということです。
私自身のことを考えると、Twitterやウエブサイトのタイトルを
見て「注意」をまずそそられます。記事の内容を読んでなるほど
とか思いながら「興味・関心」を持ちます。
記事を読み終わると、「う〜ん!欲しい!」という「欲求」が
出てきます。でもこれだけでは購入に至りません。
記事の最後にだいたいいつもありますよね、
App Storeへのリンクだったり、ボタンだったりです。
とりあえず、ぽちっとするわけです。
この段階でアプリをどこで買うかという迷いは全くありません。
ここでしか買えないわけですからね。(^_^;)
問題はこの後です。購入に至る背中ひと押しが待って
います。そのひとつが「価格」ですね。
「なにー!85円かぁ。だったら買おうかなぁ」
なにげに購入者の口コミコメントが決定的なひと押しです。
「お!みんなが購入して良かったと言ってるじゃん!」
と思った次の瞬間に購入ボタンを押してますね。(^_^;)
恐るべし、App Storeの魔力にあやつられ(?)て
今月も10億回ダウンロードされるのですね。(^o^)
(本文おわり)
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