Macworldに掲載されていた記事からです。
iOSとAndroidの全世界におけるマーケットシェアでは現在のところAndroidの方が圧倒的に多いです。そういう中においてiOSアプリを販売しているApp Storeの売上は、AndroidのGoogle Play Storeと比べ未だ2倍だということです。
このことは、モバイルアプリ調査会社であるDistimoのレポートによって明らかになったことです。
同社のレポートによると、Play StoreがApp Storeにかなりの勢いで詰めよっているということです。最近6ヶ月間において、Play Storeの売上が67%増加したのに対し、App Storeは15%だったということです。
特に日本と韓国においてPlay Storeの売上が急激に伸びているそうです。サムスンのお膝元韓国では既にApp Sotreの売上をPlay Storeが追い抜いたそうです。
Distimoのレポートにはありませんが、日本でPlay Storeの売上が急増したのは、パズドラのアプリ内課金急増に起因しているのではないかと考えます。
パズドラの魔法石購入によりPlay Storeからのカード決済取引が急増していることは、決済業界では有名な話です。読者の方々の中にも身に覚えがある方がいらっしゃるでしょう。
もちろん、パズドラのアプリ内課金であれば、App Storeでも発生しています。元々有料アプリの販売があまり多くなかったPlay Storeですが、アプリ内課金の急増で売上が目立って増えたということは十分考えられます。
Distimoの調査とは別に、モバイルアプリ分析会社であるApp Annieが同様なレポートを発行しています。App Annieの調査でもApp Storeの売上がPlay Storeの2.3倍になっているとのことです。
こちらの調査でも日本と韓国を中心にPlay Storeの売上が急増しているとの調査結果が出ているそうです。
ただスマートフォンやタブレットのマーケットシェアではiOSよりAndroidの方が多いにも関わらず、App Storeの売上が未だ2倍というのは、やはりiPhone、iPadユーザーがが先進国中心だからです。
今後廉価版iPhoneが登場すると、発展途上国ユーザーがiPhoneを所有し始めることになりますから、App StoreとPlay Storeの差はますます縮まってくることでしょう。
(本文おわり)
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7万円台のSIMフリーiPhone 16GBですが、まだ在庫があるようです。
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