週間ダイヤモンドが「アップルのニッポン植民地経営の深層(3)」という記事を掲載しています。
この記事自体は例によって「アップルは普通の会社になってしまった」ということを言いたかった様で、それはどうでもいいです。ただ、Appleのスマートテレビに関して、「週間ダイヤモンド」誌自身が突き止めたという情報は一目に値します。
今年の初夏に韓国のある大手家電メーカーの担当者が、クパチーノのApple本社で「あるもの」を必死にプレゼンテーションしていたといいます。
Appleの会議室に持ち込まれていた「あるもの」とは、60インチを大きく超えるフルハイビジョンの液晶パネルだったということです。
あるAppleの取引先社員によると、「いま、韓国や台湾、日本の液晶パネルメーカーがこぞって、アップルの新型テレビに自社の液晶を使ってもらうために必死の売り込みをかけています」ということです。
Appleに売り込みを行なっているのは、シャープやパナソニックなど、日本の家電メーカーの名前も含まれているということです。
噂先行で都市伝説化しつつあるAppleのスマートテレビですが、少なくとも世界中のサプライヤーを巻き込んで開発をしていることを同誌は突き止めることができたと言います。
残念ながら、Appleの新型テレビの機能とか詳細な情報は不明なのですが、液晶パネルメーカーの選定をしているということは、開発がだいぶ進んでいることを表していると考えていいでしょう。
日本の家電メーカーはここのところの円安によって、負けっぱなしできた韓国メーカーに価格面で競争力が出てきたといいますから、Appleに積極攻勢をかけているだろうことは容易に想像できます。
それにしても60インチ以上の大きさのディスプレイが本当だとするなら、価格的に高額になることが予想されますので、ユーザーは限られてくるのだろうかというあたりが心配にはなります。
もちろん、そのあたりも考慮したラインナップも用意されるだろうとは思います。いつ、いかなるテレビが登場するのか、興味深々です。
(本文おわり)
スマートテレビで私たちの生活がどのように激変するのか?気になりますね。
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