GIZMODOに掲載されていた記事からです。
私は言うほどあまりこだわりはないのですが、iOS アプリのアイコンデザインが気になる方は、結構いらっしゃるようですね。App Storeのレビューを読んでいると、「アイコンデザインを改善してください」みたいな注文をつけているコメントを良く見かけます。
日頃アプリのアイコンなどを気にかけていない方も、アプリを購入するときに、目立つアイコン、美しいアイコンのアプリに自然と目が止まっているケースというのはあるのだろうと思います。
アプリ開発者の方にとっては、アイコンデザインが売上に影響することもあるでしょうから、切実な問題です。
先日のWWDC 2013における開発者向けカリキュラムの中には、そうしたアイコンデザインに関するものがあったようで、AppleのデザインエバンジェリストであるMike Stern氏がいくつかアイコンデザインに関するポイントをあげて説明をしていた様です。
ユーザーとしても美しいアイコンデザインとはどのようなものか、知っておくとアプリの楽しみ方が増えると思いますのでご紹介します。
ユニークで魅力的な形を取り入れる
ひと目見てこのアプリだとわかる特徴ある形をデザインに取り込むことが重要だといいます。上のアイコンは左からVyclone、Clear,Flipboardのアイコンになります。
限られたカラーパターン内でおさめる
一般的にカラーパターンはできるだけおさえて、カラフルにしない方が良いとされているそうです。アプリの特徴に合わせて特定の色にフォーカスするのが良いデザインだということです。
テキストはできるだけ避ける

アイコンの中にテキスト文字を入れるのは極力避けましょうということです。場合によってはテキスト文字が効果的に作用することがあるかもしれません。しかし、これも一般的には会社名やアプリの名称などをテキストでアイコンに含まない方がアイコンとして魅力的だということです。ちなみに上のアイコン右側がアプリのアイコンですが、Pocketのロゴをうまくアイコンに取り入れていますね。
上品に素材を表現する
iOS 7のデザインは従来のSkeuomorphismという現実の物に似せたデザインをほとんど排除しています。しかし、Stern氏はそれが上品でかつアプリの性質をよく表しているのであれば、Skeumorphismも効果的になることを教えています。
上のアイコン画像で右側は紙の上に絵の具のしみができた様なデザインですが、これはPaperというペイントアプリのアイコンです。そして右側のホログラムの様なアイコンはカード決済のアプリSquareのものです。クレジットカードのホログラムをモチーフにしたものです。
これらアイコンデザインに根本的に流れているのは、「シンプルさ」というものです。シンプルさを持ったアイコンがすなわち人の目を引く、魅力的で美しいデザインだということですね。
(本文おわり)
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