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2013年06月30日

Appleがサムスンを完全に切ることができないわけ



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実はAppleはサムスンからの部品調達を一切行なっていないと思っていました。両社はあれだけ訴訟合戦を繰り広げているわけですからね。


しかしウォール・ストリート・ジャーナルによると、Appleにとってサムスンは依然としてなくてならないサプライヤーだといいます。まだ一部取引が続いているなんてレベルではないのです。

来年もサムスンがAppleの最大納入業者


台湾のTSMCは2014年からiPadとiPhone向けのチップの一部製造を請負う契約をAppleと結びました。しかし、iPod、iPad、iPhoneに搭載されているマイクロプロセッサはサムスン製が未だ多いそうです。


なにしろAppleが手に入れたいプロセッサー、メモリー、高解像度ディスプレイの新型部品において世界最大メーカーはサムスンだということです。


Appleが専用のチップを開発するために、サムスンと5年以上歳月をかけて共同で研究をしてきた経緯があります。Appleの元経営幹部は他のサプライヤーと同じことを繰り返すのは、気の遠くなる作業だと述べているそうです。


Appleは既にiPhone向けのディスプレイをサムスンから調達していないといいます。ディスプレイはモバイルデバイスでも重要な部品で、ライバルに予めその情報が漏れることを恐れてのことです。それでも関係者によると、サムスンは来年もAppleの最大部品納入業者になるだろうということです。

サムスンの最大顧客はやはりApple


部品メーカーとしてのサムスンにとって最大顧客はやはりAppleなのだということです。サムスンが昨年Appleに納入した部品の売上は100億ドル(約1兆円)です。サムスンの部品事業の売上高は591億3000万ドルということですから、六分の一はAppleからの売上だったことになります。


 「サムスンが顧客としてのアップルを失えば影響が出る。アップルは(サムスンの非メモリーチップの売上高の)大部分を占めているからだ」と言います。


サムスンは製品部門と部品部門を明確に分けて、両部門での情報交換はしないと約束したらしいです。それでもAppleの元幹部は事業予測の情報をサムスンと共有することは耐え難いことだったと述べているそうです。


とは言ってもAppleのサムスン離れはあまり進んでいないといいます。

Appleとサムスンは正々堂々と戦って欲しい


サプライヤーが競合になるということは、Appleとサムスンだけでなく、どの業界でもよくあることです。しかし、Appleとサムスンはスマートフォンやタブレットにおいて、激しい競争になっているのは事実です。


サムスンも部品納入先であるAppleにもう少し配慮しても良さそうなどと思わないこともありません。



いずれにしても製品メーカーとしてのサムスンは、最新のGalaxy S4などを見ても、かなり力をつけてきたとAppleよりの私も認めざるをえません。もちろんiPhoneからGalaxyに乗り換えるつもりは毛頭ありませんけど。


それだけに、Appleが追随してきたサムスンをどう振り切ってくれるのか、そのためにどのような新型iPhoneや次世代のスマートデバイスを繰り出してくるのか大いに期待するところですね。



(本文おわり)

iPhoneでトイカメラの様な撮影ができるおもしろレンズです。



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photo credit: Janitors via photopin cc


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posted by approfan at 22:39 | Apple | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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