CNN.co.jpに掲載されていた記事からです。
WWDC 2013で発表されたiOS 7の新機能に「アクティベーション・ロック」というのがあります。この機能が盗難防止にかなり有効だということなのです。
どんな機能かをご説明します。iPhoneを盗んだ人によって「Find My iPhone」を無効にされると、追跡ができなくなってしまいます。更にそのiPhoneを初期化されてしまうと、もう二度と戻ってくることはないです。
「アクティベーション・ロック」は盗んだ人が、持ち主のApple IDとパスワードを知らないと、そのデバイスを利用できない様にする機能です。つまり文鎮化してしまうわけですね。
ジャーナリストの林信行氏はiTMediaのコラムで「アクティベーション・ロック」について、その効果を解説しています。
米国などでAppleのiPhoneやiPadは発売後1〜2年経っても、中古市場の引取り価格が他社製品とは違い高いのだそうです。
従って海外ではApple製品の盗難がとても多いということです。目的はiPhoneの中に入っている情報か、もしくは端末そのものを再販するというものです。
「アクティベーション・ロック」は後者の再販を防ぐことができます。なぜなら再販しようにも、文鎮化してしまったiPhoneは2度と動かないため、再販できないからです。
つまり「再販価値は高いのに、盗難価値はゼロ」ということになり、このことがiPhoneの盗難抑止に非常に効果的だということです。
我々ユーザーにとっても、iPhoneが盗難価値ゼロということであれば、盗まれる心配が格段に減ることになりますからとても安心です。
（本文おわり）
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