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2つのグラフがApple IDの強さを物語っています。まずひとつめです。
このグラフは大手ネットサービスのアカウント数(IDを持っている人の数)を比べたものです。ご覧のとおりFacebookが10億人強と他を圧倒しています。
AppleのApple IDを持っている人は5億人だそうです。Amazonになるとさらに減って2億人ということです。それでも億単位ですから相当の数だということがわかります。
しかし、アカウント保有者数の成長率はAppleが最も多く、2012年は55%も増えたそうです。Facebookの成長率は25%、Amazonは22%だったということです。
次のグラフを御覧ください。
このグラフは2012年アカウント保有者1人の平均売上になります。トップのAppleは329ドルですから、約3万3千円というところです。結構多いですね。Amazonも結構多くて305ドルということです。
これら2つのグラフから言えることは何でしょうか。Facebookは参加人数は多いですが、そこから得る1人あたりの平均売上はAppleと比べると微々たるものです。
Apple iDを持っている人は人数が多いだけでなく、一人あたりの平均売上も多いです。Appleに多くの売上をもたらしてくれる人が、非常に沢山いるわけですから、当然とてつもなく大きな売上がAppleに入ってくるということになります。
Apple IDを持った人がどこで買い物をするかといえば、主にApp StoreからiTunes Storeということになるでしょう。そしてこのApple IDの多くにはクレジットカード番号が登録されています。Appleの中にはすでに多くのユーザーをかかえた支払いサービスが稼働していることを意味します。
Appleは今、ネット上で音楽やコンテンツ販売において、Apple IDを使って、高い売上を稼いでいます。次のiPhoneになるかどうかわかりませんが、おそらくここ1〜2年以内にiPhoneはNFCを搭載してくるでしょう。
iPhoneにNFCが搭載されたらApple IDはiPhoneのICチップに格納され、そのまま実店舗でApple IDを使った買い物が出来るようになります。
ネットでも実店舗でも使える支払いサービスをAppleは始めることができ、また高い収益をもたらしてくれるユーザーが既に5億人以上いるわけです。
そう考えるとApple IDの強さは、強調しても、しすぎることはないことがよく分かると思います。
(本文おわり)
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