Music Industry News Networkに掲載されていた記事のご紹介です。
NPDグループから「VideoWatch Digital」というレポートが発表されています。米国のビデオ・オン・デマンド視聴者26,176人が2012年1月から2013年1月までの間に視聴した313,866件のデータを調査したものです。
ムービー・ビデオ市場で他社を寄せ付けないApple
Appleはホーム・デジタル・ビデオ部門において、圧倒的な強さをみせています。テレビ番組のビデオにおけるシェアは67%でした。続くXbox Videoはわずか14%しかありません。
更に長編ムービーにおけるiTunesのシェアは65%を誇ります。続くAmazonとXbox Videoは各々わずか10%ずつのシェアです。
ビデオレンタル部門においてはライバルがひしめく中、iTunesのシェアはやはり圧倒的で45%となっています。これはAmazon(18%)の2倍以上、米国のオンライン映画レンタルサービスVUDU(15%)の3倍です。
iTunes Storeユーザーの高い満足度
iTunes Storeムービー利用者の10人中8人(77%)がそのショッピング体験に大変満足していると回答しています。
また、75%のユーザーがiTunes Storeに公開されているムービーに満足しており、73%がそのセレクションがすばらしいと答えているとのことです。
iTunes Store圧倒的強さのワケ
iTunes Storeの強さの理由、これはムービーだけでなく、アプリや楽曲にも言えると思います。それはiPhoneやiPadと連携したネット配信の草分けであり、その先行者メリットが発揮されているということです。
また、ムービーを購入する人は、楽曲も合わせて購入していると言います。iTunesでムービーをレンタルした人の58%はそれ以前の3ヶ月以内に楽曲を購入しているそうです。
Appleの巧みなエコシステム戦略
Appleのエコシステムについては、以前も書きましたが、iPhoneやiPadユーザーに確実に認知されています。先日、電車の中で小学生らしき子供たちが「それってiTunesからダウンロードしたの?」なんていう会話をしていました。「iTunes Store」がいかに人々に浸透しているかわかりますね。
今や世界中の人達がiTunes Store、Appleストアを利用しています。それはコンテンツの配信サービスだけでなく、iPhone、iPadなどのモバイルデバイスと統合したエコシステムになっているがゆえです。Appleの巧みなマーケティングの強さですね。
(本文おわり)
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