Appleは製品本体のデザインだけでなく、付属品や箱にいたるまで、商品の一部として本体と同じくらいこだわって作っていることで知られています。
日本経済新聞電子版に、iPhoneの「箱」に焦点を当てた記事が掲載されていました。
切り出した豆腐のような滑らかなiPhoneの「箱」
新しいiPhoneが手に入るとよく開封の儀というのをやって、ブログに掲載したりしますよね。開封する前のワクワク感を演出するのは、間違いなくその「箱」です。
iPhoneの「箱」は豆腐のような滑らかさと、歪みのなさは、本当に紙でできているのか疑いたくなるほど精巧に作られています。
詳しい箱の構造は日経新聞電子版を参照いただきたいのですが、このような滑らかさや段差のない箱を作るのには、かなりの手間と技術が必要なのだそうです。
専門家によると、手作りならまだしも、iPhoneの箱の様に手が込んだものを一般的な機械で作るのは不可能だということです。
iPhoneの箱を作る特殊な機械があるらしい
日経が突き止めたところによると、このiPhoneの箱はイタリアのエメッチ社製の機械「MC-2004 MEB ST-HM」というものらしいです。実はこの機械、東京の貼り箱メーカーである三光紙器工業所も導入しているそうです。
この機械があれば、Appleクオリティの箱を作ることができるとのことですが、機械さえあれば良いというものでもないそうです。ようはいかにこの機械を使いこなすかによるということです。
そういう意味でAppleほど使いこなしている企業は他にないということです。なんと言っても紙を貼るひとつひとつの動作を個別のモーターで制御する様な機械で使いこなすのが難しいようです。
Appleほど精度を追求したこだわりの箱は、どの高級ブランドの箱にもみたことがないほどだそうです。イノベーションはiPhone本体だけでなく、箱にも起こされていたというわけです。
iPhoneの「箱」は大事にしよう!
それだけ手間をかけ、お金をかけて作られた箱ですから、安くできるはずがありません。
日本で作ったら、一箱600円にはなるだろうということです。紙の箱のコストが600円とはすごい高いですよね。iPhoneの箱は相当な高級品だと言っても良いということです。
高級ブランド時計の箱が約300円くらいということですから、その2倍のコストがiPhoneの箱にはかかっているということになります。
iPhoneの箱は使わなくなっても、無下に捨てないで取っておくと良いかもしれませんね。
(本文おわり)
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散々だったよ(日本に対する嫌がらせ、かな?)