今年もWWDC(Worldwide Developer Conference)が6月10日〜14日に行われます。ちまたでは次期iPhoneの発表があると噂が流れています。
Business Insiderの記事は、WWDCでのiPhone、iPadなどデバイスの発表はないだろうと報じています。これについては私も同意見です。
次期iPhoneの発表はないと思う理由
なぜならソフトウェア開発者向けのカンファレンスだからです。昨年もiPhone 5が発表されるだろうという噂がWWDCの直前まで多数期待と共に流されていました。しかし、iPhone 5は発表されませんでした。
ただし、ハードウェアの発表が全く無かったかと言えば、そうでもなく、MacBookシリーズのアップデート、特にRetinaディスプレイのMacBook Proは昨年のWWDCで発表されました。
次期iPhoneのリリースは夏より遅れるという噂もあります。しかし、iPhoneは基本的に1年毎の更新なので、今年はやはり9月か10月発売だと思っています。遅れではなくこれは規定路線でしょう。そう考えるとWWDCでの発表は時期が早すぎると思います。
WWDCでは何が発表されるのか
それでは今年のWWDCでは何が発表されるのでしょうか。
iWatch?それともiTV?
それらも完全否定はできません。しかし、現実的に考えるとiOS 7とiCloudサービスの改善ではないかとBusiness Insiderは予想しています。
ティム・クックCEOは今年、Apple経営陣の刷新を行いましたね。iOSの責任者であったスコット・フォストール氏を更迭し、代わりにジョナサン・アイブ氏とクレイグ・フェデラー氏を任命しました。
ジョナサン・アイブ氏は言わずと知れたAppleのハードウェアデザインの責任者です。彼がソフトウェアとハードウェアのデザインを両方統括することになりました。Macのソフトウェアを担当していたフェデラー氏はiOSも担当することになったのです。
ジョナサン・アイブ氏は機能的でシンプルなデザインを好みますから、iOS 7のデザインは大きく変更される可能性があります。
またインターネットサービスを統括するエディー・クー氏はSiriとMapsを担当することになりました。そういう意味ではAppleのネットワーク系サービスであるiCloudを始めとして、SiriやMapsにもなんらかのサービス改善が期待されます。
ティム・クック体制の正念場かもしれない
Business Insiderは、昨年のWWDCまではスティーブ・ジョブズの意向が反映されていた可能性があるとしています。しかし、今年はティム・クック体制がイチから考えたWWDCになるだろうと予想しています。
そういう意味で現体制のAppleがどこまで将来を見越して、iOSやiCloudを刷新してくるのか非常に楽しみなWWDCとなりそうなのです。
株式市場での評価がいまひとつである現状を考えると、今度のWWDCは期待はずれが許されない、Appleとしては非常に厳しいイベントになりそうです。
(本文おわり)
※ご感想は遠慮無くコメントにどうぞ!
【お出かけ特集】
iPhone5に簡単に取り付けることができるレンズです。マクロ、魚眼、ワイドと3種類使える優れ物です。あなたのiPhone 5で本格的な写真が撮れますよ。
いつも応援ありがとうございます♪
にほんブログ村 Tweet
スポンサードリンク




