廉価版iPhoneの噂が耐えません。もう出るのが当たり前という様相さえおびてきました。しかし、今日ご紹介する記事を読むと、廉価版iPhoneはやはりないかなぁと思いました。
Appleの第2四半期(1〜3月期)の決算で明らかになった事実があります。それがiPhone 4の売上が意外と大きかったということです。(Market Watchの記事から)
iPhone 4とはこんなスマートフォン
iPhone 4は3年前、2010年の夏に発売されました。外見はiPhone 4Sとほとんど同じです。普通iPhoneは約1年後に次のバージョンが登場します。
しかし、iPhone 4はその在位期間が通常より長く15ヶ月もありました。それまで毎年夏にアップデート版iPhoneが登場するのに、4Sの発売が秋にずれ込んだため、次のiPhone 5も1年後の秋発売になりました。
そんないわくつきのiPhone 4にもうひとつ付け加えるとしたら、スティーブ・ジョブズが発表イベントで紹介した最後のiPhoneだということです。ジョブズは次の4S発表イベントを特別に設えられた中継テレビでベッドに横たわりながら見て、翌日帰らぬ人になりました。
それはともかくとして、発売後3年目になる今日でも8GBモデルが廉価版として発売されています。米国では本体価格が無料で販売されています。
廉価版としてのiPhone 4の存在感
今回の決算発表で明らかになったことは、このiPhone 4が成長著しいローエンド市場に対するAppleの足がかりになっているという事実です。
ティム・クックCEOは決算発表で中国ビジネスに対する取り組みについて質問され、次の様に答えています。
「中国にはこれからスマートフォンを購入しようとしている、とてつもなく多くの人々がいる。しかもこれらの人々は高額なデバイスを購入することができない。我々はこれらの人々にとって魅力的でかつ手の届く範囲の重要な製品としてiPhone 4に注目している。」
AppleはこうしたローエンドマーケットにiPhone 4の投入を考えていると明確に意思表示をしたというわけです。
それでも廉価版iPhoneはでると思いますか
iPhone 4でさえ、Appleにとって利益の薄いビジネスです。今回の決算発表で全体の利益率が落ちた原因のひとつに、iPhone 4の利益率の悪さが関係しているそうです。
廉価版マーケットは薄利多売の世界です。そうであるなら、新たにコストをかけて廉価版iPhoneを開発するのは現実的ではありません。
ましてiPhone 4がローエンド市場にがっちり入り込みはじめているのであれば、なおさら廉価版iPhoneの地位はiPhone 4が受け持つことになるのではないでしょうか。
(本文おわり)
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廉価版を開発しようとすると、結局のところiPhone4あたりになってしまう気がしますね。
でもそれだけiPhoneって洗練てれているってことですよね。
iPhone4を超えるモデルを低原価で…ゎ無理ですかね〜