msn産経ニュースに「対抗意識むき出し…アップルの牙城に攻め込むサムスン」という記事が掲載されました。
サムスンが3月14日、Appleの本拠地米国で「Galaxy S4」の発表イベントを行いました。とにかく非常に派手な発表だったようで、「ここまでやるか」というくらいだったそうです。
オーケストラの演奏あり、バックダンサーの踊り、俳優による寸劇ありだったそうです。米国メディア関係者は、「まるでブロードウェーのショー」とその演出に驚いたそうです。
それだけサムスンがGalaxy S4でiPhoneに本気で勝負を挑んできたということなのでしょうね。同社とすればAppleの背中が見えてきた、もうひと息で追いつき、追い抜くことができるということなのでしょう。
「まぁ、せいぜい頑張ってください」という以外に感想はないのですが、msn産経ニュースの記事で気になったことがひとつあります。
それは「(サムスンの派手な演出が)やはり派手な発表イベントを得意芸とするアップルのお株を奪うものだった。」という記述です。
「あれ?ちょっと待った!Appleの発表イベントって派手かなぁ??」ということです。確かにiPod全盛の頃は、発表イベントの最後にミュージシャンの演奏で締めるということはありました。
iPodが音楽プレーヤーだったための演出だったわけですが、それも決して派手とは感じませんでした。最近はミュージシャン呼んでいないですしね。
むしろ、AppleのCEOであるティム・クックや副社長クラスのエグゼクティブが淡々と、時にはユーモアを交えて機能を説明し、デモを見せるという感じのプレゼンテーションが主体です。
だからと言って退屈かと言えば、決してそうではありません。洗練され、計算しつくされた発表イベントであり、発表者も事前の完璧な準備がなされているため、決して聴衆を飽きさせません。
オーケストラ、ダンサー、俳優はいませんが、落ち着いた中にもイベントとしての楽しさ、和やかさがあり、非常にAppleらしくシンプルで、格調高いイベントに仕上がっています。
それがなぜ「やはり派手な発表イベントを得意芸とするアップル」となってしまったのか疑問に思います。もしかしたら、この記事の著者はAppleの発表イベント見たことないのでしょうね。せめて見てから記事を書いて欲しいです。
(本文おわり)
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しかもワシントン支局からって、今や誰でも情報を発信出来る時代なんですから、マスコミには精進してほしいところです。