とにかくわけがわからないことが中国で起こっています。
中国国営中央テレビがAppleを批判
ロイターによると、中国の国営中央テレビ(CCTV)が世界消費者権利デーである3月15日、企業の過失を明らかにする特別番組を放映したそうです。毎年やっている恒例の番組のようです。
その中でAppleと独フォルクスワーゲンを名指しで批判したということです。Appleについては、他国と同様のアフターサービスを中国の消費者に提供されていないと指摘したそうです。
中国共産党機関紙人民日報も
人民日報は「Appleは修理に関する苦情をまともに取り合おうとしなかった」という見出し記事を掲載しました。Appleの修理、保証ポリシーについて、「中国の消費者に対する冷遇」について不満が述べられているということです。
CNETによると具体的には、以下の様な内容が掲載されているそうです。
「中国では、消費者は電子部品の交換には応じてもらえるものの、本体は交換してもらえない。一部の人々は、それを不公平だと考えている。Appleは23日に同社ウェブサイト上で、中国における差別的な対応を否定した。しかし同社は、本体を交換してもらえないという具体的な事例については何も言及していない。」
人民日報はAppleを「ごう慢」であると批判しているということです。
中国のネット利用者はAppleを擁護
インターネット上で中国のネット利用者から逆に国営メディアに対する批判の声が上がっているそうです。ミニブログでは「人民日報が嫉妬している」と投稿したユーザーがいるそうです。別のユーザーは「一般市民はAppleは良い企業で、政府は無能だと感じている」とコメントしているとのことです。
こうした国営メディアのApple批判についてアナリストは、中国におけるAppleの高い評価を裏付けていると指摘しているそうです。
中国人の方に聞いたことがあるのですが、「中国政府は民衆が政府に批判的になることを非常に恐れている」ということです。
つまり、Appleが中国の一般庶民から注目され、非常に高く評価されている事実が、政府には「民衆が自分たちから離れていく」と映るのかもしれません。
いずれにしても、Appleは公式に「中国での製品保証は同国の法基準に則ったもので、他国と大差はない」と説明したそうです。当たり前ですよね。
(本文おわり)
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