NNA.ASIAによると、台湾の電子機器受注生産の最大手、iPhoneの生産でも有名な鴻海精密工業が、Appleのスマートテレビ「iTV」の受託に向け本格的に動き始めた様です。
iTVの発売は来年
もともとiTVは9〜10月に発売されるという情報が流れていました。しかし、液晶パネルサプライヤーとして期待されていたLGディスプレイとシャープの歩留まりが目標に達していないことから発売は来年にずれ込むと見られているそうです。
サムスンがシャープに出資
鴻海がシャープに出資をするということで当初進んでいました。しかし、シャープの更なる業績悪化、株価の低迷などから、両社の交渉は頓挫していました。
そこにサムスンから好条件の出資申し出があり、シャープはそれを受け入れることに決めました。その前にシャープ経営陣はどうしても鴻海の郭董事長にそのことを説明する必要がありました。なぜなら、サムスンはAppleつまりはiPhoneの生産を受託している鴻海にとってもライバルだからです。
鴻海とAppleの会談は日本で行われた
そんな中、鴻海の郭董事長が来日したため、シャープは会談のアポイントを取ります。しかし、直前にドタキャンされました。郭氏が来日したのは、Apple幹部とiTVの件で会談をするためだったからです。
なぜ日本なのでしょうか。それは郭董事長が個人的に出資する堺ディスプレイプロダクト(SDP)があるからです。SDPはシャープと郭董事長が各々37%出資している会社で、郭氏がほぼ実権を握っている会社です。
郭氏はAppleの幹部をSDPに招いて、iTV受託のための「秘密兵器」を提示した模様です。双方合意には至らなかった様ですが、Appleの判断待ちという状況とのこと。
会談後郭氏は「金の蛇が穴を出るのは5、6月」とiTVの出荷時期を匂わしたそうです。そうすると、意外と早い時期に「iTV登場!」ということになるのでしょうか。
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iPad mini Wi-Fi 32GBモデルが即納だそうです。
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