「内部が外装並みに美しい」
日経デザインがiPad miniの分解で協力を依頼した専門家が、本体を分解するために、ケースを開いた瞬間もらした言葉だと言います。(日経トレンディネット)
Apple製品の外装デザインが美しいことは、誰でも知っています。通常ノートパソコンの外装デザインは底面に気を使わず、デコボコしていたり、ネジが多く使われていたりします。
しかし、Appleの場合はちがいます。MacBookシリーズなどは、持ち上げると底面もスッキリしたデザインになっています。そうした見えないところに気を使うAppleの姿勢がわかります。
実はそれだけでなく、Apple製品の場合は、普通ユーザーが目にしない内部まで美しくデザインされていることに日経デザイン関係者は驚いたというわけです。
「ある金属加工技術者は『溶接のピッチがどの部分を見ても均一で、ここまでやるのかという印象。設計者のあきれるほどのこだわりが見て取れる』と驚きを隠さない」と記事には書かれています。
同誌がiPad miniのディスプレイ部分を分解するため開いた時には、その内部構造の美しさに歓声があがったほどだと言います。細部まで手を抜かないその設計は驚異的だと述べています。
注目に値いするのは、あらゆる部品の細部が「角の丸い四角」になっているということです。「角の丸い四角」はAppleのデザインに欠かせない伝統となっています。それが内部の部品に至るまでそうなっているというのは、確かに驚きですね。
部品の角を丸くしても実用面の利点は全くなく、ある意味無駄な設計だと言います。まさに美しさへのこだわり以外に理由はないのです。
「偉大な職人は、見えなくともキャビネットの後ろにチャチな木材を使ったりはしない」
これはスティーブ・ジョブズの語録のひとつです。車の修理工であったジョブズの義父であるポール・ジョブズからこのことを教えられたと言われています。
ジョブズは父親の教え通り、自社製品に手抜きをせず、見えないところまで美しさにこだわりました。そのことが今もAppleに引き継がれ、社員全員のDNAとなっているということなのです。
そういった見えないところまでこだわるAppleとその製品に私はずっと魅力を感じています。
(本文おわり)
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