AppleのCEOティム・クック氏が米誌ブルームバーグ・ビジネスウィークの新年ロングインタビューで語った内容がSankeiBizに掲載されていました。
ブルームバーグ・ビジネスウィークの鋭い質問にクックCEOが明確に回答しているのが印象的な記事です。
最も興味深かったのは、次の質問です。
「(ジョブズ氏が死去した)11年10月5日以降、アップルはどう変わった」か
クックCEOの応えは、
「アップルに変化がないということではない。わたしがここに来て以来、アップルは日々変わっている。」
というものです。
それはそうでしょう。何も変わらない企業が、次々と新しい製品を生み出せるはずはありません。ジョブズが元気だったころから、今までずっとApple自身が変わることで、世界を変えてきたと言ってもいいくらいです。
「ジョブズは気まぐれで、言うことがコロコロ変わる」という話を聞くことがあります。しかし、これは気まぐれではなく、新しい情報、知恵、アイデアが優れていれば、ジョブズは今まで主張してきた方針を変えることを厭わない。それはジョブズ特有の変化対応力であるという意見もあります。
そういう変化対応力をティム・クックCEOも引き継いで、Appleを率いているのだということがわかります。それはつまり、変化するというAppleの性質は変わっていないということでもあります。
「Appleはどう変わったか」という質問に対して、「いつもAppleは変わっている。それはジョブズの頃から変わっていない」とまるで禅問答の様なやりとりが面白いです。
しかし、クックCEOの応えはこれにとどまらず、「当社のDNA、つまりわれわれの心臓を鼓動させているものとは、世界最高の製品を作ることにひたすら集中することだ」と応えています。
私もよく使いますが、「AppleのDNA」ということがよく言われます。いったいそれは何なのか。
クックCEOはAppleのDNAは、Apple自身の心臓を鼓動させるもの、つまりそれが無くなったときに、Appleは消滅してしまう。それほど大切なものであるといいます。
そのAppleのDNAは「世界最高の製品を作ることにひたすら集中することだ」です。
この言葉を聞いて私はAppleは大丈夫だ!今年も我々Appleファンだけでなく、世界中の人々をわくわくさせてくれるに違いないと確信しました。
なぜなら、「世界最高の製品」にわくわくしないはずはないですから。(^o^)
(本文おわり)
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AppleのDNAについて、詳しく知りたい方は以下の本もご参照ください。
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