日経ビジネスに掲載されていた記事からです。
iPhone 5にインセル型液晶パネルが使われていることはご存知でしょう。このインセル型液晶パネルのおかげでiPhone 5はあの薄さを実現していると言っても過言ではありません。
インセル型液晶パネルの構造を簡単におさらいしましょう。普通スマートフォンの液晶パネルは3層構造になっています。すなわち、
1層目:液晶パネル
2層目:タッチ検出用パネル
3層目:表面ガラス
の3層です。
インセル型はこの1層目の液晶パネルに2層目のタッチパネルを内蔵し、1層にまとめてしまいます。従って従来の3層から2層になることで薄型を実現しています。
この技術、薄くなるのは良いのですが、技術としてこなれていない未成熟な技術だと言います。当然コストも高くなります。
そんな技術をあえて売れ筋のiPhoneに採用してしまうところがAppleのすごいところです。
ところが、このインセル型液晶パネルには秘められた仕掛けが実はあったと言います。それはなんでしょうか。
日経エレクトロニクスがiPhone 5を分解し、インセル型液晶パネルを分析しました。その結果わかったのは、このパネルがジャパンディスプレイ製であるにも関わらず、同社のインセル型パネル製品である Pixel Eyesとは構造が異なっていたというのです。
実はこのiPhone 5インセル型パネルはApple独自の構造で、以前Appleが特許を取得していた構造だということなのです。
Appleの狙いは2つあります。まず、独自の技術ゆえ、複数の部品メーカーに同じ部品を作らせる事ができます。部品メーカーを複数にする事でリスク分散し、安定供給を実現できます。
また、部品メーカーはApple特許の技術であるため、Apple以外にその部品を販売する事ができません。Appleとしては、最先端の技術で製造されたインセル型パネルを自社だけで囲い込む事が可能になるわけです。
それにしても驚愕に値するのは、液晶パネルメーカーでないAppleがパネル専門業者を凌駕する最先端技術を持っているという事です。それだけAppleには先端技術を持った技術者、研究者が少なからずいるということなのでしょうね。
今まで何気にiPhone 5を使ってきましたが、もっとリスペクトしながら使おうと思いました。(^^)
(本文おわり)
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