iPhone 5の予約販売がau、ソフトバンク両社とも9月14日の16時から始まるとのことです。販売価格はいくらになるのか?auとソフトバンクどちらから購入するか?いま世間の関心はそちらに向かっています。
iPhone 5で盛り上がっているauとソフトバンクの陰で、カヤの外に置かれているのがドコモです。これだけiPhone 5の人気が高いと、ドコモ離れが加速することはまちがいないでしょう。
そんなドコモに今、逆風が吹いていることをご存知でしょうか。
日本経済新聞によると、8月31日にドコモの丸山洋次執行役員ら十数人が総務省を訪問したそうです。8月2日に145万人に影響を及ぼした通信障害の最終報告と謝罪をするためです。
ドコモでは7月25日と8月13日にも大規模な障害が起こっています。総務省の幹部からは「あまりにもお粗末」と言われてしまったとか。
それに対して、KDDIやソフトバンクは大きなトラブルをおこしていません。集中して障害が発生しているのは、ドコモだけなのです。そこには明らかな原因があるといいます。
ドコモは世界初の本格的な携帯インターネット「iモード」を発明しました。一カ所の基地局に多数の端末から接続が集中しても、満員電車に押し込む様な匠の技で、全員が接続出来るようにしていたということです。
その設計思想による基本的な構造は今も変わらないということです。ところがスマートフォンの時代になり、データ通信はかつてのiモード時代より10〜20倍になるといいます。通信網にかなりの負荷がかかり障害が発生するようになったというわけです。
ソフトバンクはボーダフォン時代に国際標準化に大きく舵をきったことにより、「トラブルを招かない様に、混雑時は無理につながない」様な仕様になっているそうです。
ドコモ内部には、スマートフォンの販売を抑制しようという動きもあったようです。しかし、iPhoneで契約数を伸ばすソフトバンク、最近ではauも加わり、ドコモもスマホの販売拡大に向かわざるを得なくなり、ついにはトラブルの多発に至ったということなのです。
ドコモは「自社の戦略に合わないからiPhoneを扱わない」と言い続けていますが、実は人気機種であるiPhoneを取り扱えるほど自社のネットワークに余裕がないというのが本当のところなのでしょう。だからといって、電波がつながりやすいことを売りにしているドコモが、「ネットワークに余裕がない」と言えるわけはありません。
その結果、同社の経営陣は「iPhoneを扱わないのか」という質問にいつも歯切れの悪い回答をせざるを得ないということなのですね。ましてや大人気のiPhone 5を取り扱うことは今のところ難しそうです。(^_^;)
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