iPhoneにNFCが搭載されるという噂が出てきたのは、昨年iPhone 4S発売前のことです。結果的にiPhone 4SにNFCは搭載されませんでした。しかし、iPhone 5で今度こそNFCが搭載されるという期待があり、それを裏付けるかの様なうわさ、情報も多数出ていました。
それにも関わらず、もうすぐ発売という段階に来て、いきなり「NFCは搭載されない」という情報がでてきましたね。「何を根拠にNFCが搭載されないというのか?」それが知りたくて、この情報の発信元AnandTechの記事を読んでみました。
AnandTechの主張の根拠
AnandTechの主張は、NFCチップを搭載するには電磁誘導を発生させるための大きなアンテナが必要であるということです。スマートフォンに搭載するならスマートフォン本体は最低でも5インチの長さが必要だと言っています。しかし、うわさのiPhone 5で5インチの確保は無理だということです。
実際にサムスンのGalaxy Nexusにはバッテリに貼り付く様に大きなアンテナが搭載されているといいます。(以下写真を参照)
ところがiPhone 5はバックパネルのかなりの部分がアルミのユニボディとなっていますから、その部分にアンテナを設置することはできません。アンテナを設置するとしたら、本体上部と下部にあるガラス面のところだけです。ただ、その部分は面積が狭いため、NFCのアンテナを設置するには狭すぎる。AnandTechがiPhone 5にNFCが搭載されないといっているのは、これが主な根拠になっています。
はい、ではここから反論に入ります。
まず、NFCでは電磁誘導のために大きなアンテナが必要という件です。電磁誘導とはつまり「コイルのそばで磁界に変化が生じると電力が生じる」というものです。中学か高校で「フレミングの右手の法則」とかならいましたよね。発電機の原理です。
NFCなどの非接触カードが動作するためには、電力が必要です。しかし、ICカードにバッテリは通常搭載しません。ICカードを端末に近づけると端末が磁力を提供します。そうするとカードのアンテナがコイルになり、電力が生じるというわけです。
この場合電力を発生させるために、アンテナのコイルの巻き数をできるだけ大きくする必要があります。これがNFCには大きなアンテナが必要だという根拠なのです。
しかし、スマートフォンにNFCを搭載する場合、電磁誘導は必要ないのです。なぜなら、スマートフォンのバッテリから電力が供給されるからです。つまり、言うほど大きなアンテナは必要ないということです。Galaxyのアンテナがなぜあんなに大きいのかはわかりませんが。(^^;)
そこで実際に携帯電話用NFCアンテナ製品を調べてみました。そうしたら村田製作所が小型のNFCアンテナを量産化しているニュースリリースをみつけました。
この小型NFCアンテナのサイズは、40×13×3mmです。この大きさならiPhone 5の上部または下部の背面ガラス部に収まる大きさです。村田製作所がこの製品を出したのは2007年です。もう5年もたっていますから、今はもっと小さくなっているかもしれません。しかも村田製作所はiPhoneの部品サプライヤーでもあります。
もちろん、この製品がiPhone 5に採用されるかどうかは不明ですが、技術的にはNFCのアンテナを小型にすることはできるのです。
これからNFCをめぐって世界中に新しいサービスが展開しようとしているこのタイミングで、その要となるiPhone 5にNFCが搭載されないはずはないと個人的には考えています。
(本文おわり)
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