ここのところAppleとサムスンのデザイン特許裁判に関する記事が続いています。別に裁判に興味があるわけではありません。ただ、裁判というのは真実を明らかにする場であるという性格上、ふだん意図的かどうかを問わずベールで覆われていたものが明らかになる場所です。特に今回の裁判ではなぜか新しい情報がいくつも出てくるので、それを話題として取り上げています。
Wiredに掲載されていた記事からご紹介します。
金曜日にAppleのプロダクト・マーケティング・シニア・バイスプレジデントであるフィル・シラー氏が証言に立ちました。WWDCなどキーノートではカジュアルな服装をしているシラー氏ですが、さすがに裁判になるとスーツを着ての登場ということです。
氏は製品のコピーが大きな問題になっていることを指摘し、「デザインのコピーやマーケティングのコピーを行う存在によって、顧客はその製品がどこのメーカーのものかわからずに困っています。もし(iPhoneのデザインが)盗まれたら、それはわたしたちが作り上げたすべての価値が盗まれたことになります。」と述べています。
そしてシラー氏は、iPhoneやiPadをどの様に生み出したかを説明しています。「AppleではiPhoneにたどりつくまで多くの事がありました。私たちはiPodを世に出した後に、何をすべきか探し求めていました。Appleのスタッフは色々なアイデアを出し合いました。カメラだとかクルマなどその他クレージーなものも多数ありました。」
シラー氏は続けて「携帯電話はエンターテイメントのデバイスとしてはふさわしくないとその時は考えていました。同時にタブレットデバイスについて検討を始めました。それは後にiPadとなるものです。直接スクリーンにタイプできたり、マルチタッチが使えるものです。」
「しかし、結局そのアイデアはまず先にiPhoneにたどりつきました。タブレットは大きな賭けでした。なぜならそれは新しいデバイスカテゴリーで、先駆者はタブレットを作ろうとして多くの失敗を繰り返していたからです。我々はiPodやiPhoneの成功を踏み台にしてそれを成し遂げたのです」とシラー氏は説明しました。
シラー氏は「Galaxy Sをはじめて見たときに非常にショックを受けた」と言います。「私たちが最初に頭に浮かんだのは、私たちのやりとげてきたすべてのものが盗まれたということです。」
iPhoneやiPadを生み出したAppleとすれば、何の苦労もせず、試行錯誤もしていないサムスンが横から現れて、真似をされたわけですから、腹に据えかねることだったろうと思います。
タブレットにしても、Appleの様に大きな賭もせず、Appleの成功を見定めて、iPadに似せたものを作って市場に出すだけのAndroidメーカーはサムスンだけでなく、他社もみな美味しいところだけを持って行ったというわけです。
こういうことは世の中の常と言えばそうかもしれませんが、Appleの無念な気持ちはよくわかります。発明者の権利を守るのが特許ですから、この裁判ではぜひともAppleに勝訴してもらいたいと思いました。
(本文おわり)
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