
photo credit: blltz via photo pin cc
NFCは非接触ICカードの通信に関する世界共通仕様です。日本ではFeliCaという非接触ICカードがおサイフケータイやSuicaなどの交通乗車券として普及しています。
NFCが世界中に普及し、スマートフォンに搭載されれば、日本国内だけでなく、世界中で買い物をしたり、さまざまな機器との通信をすることが出来るようになります。
そういったNFCのビジネスを考えている世界中の企業やITベンダーが今もっとも注目していることのひとつが、次期iPhoneにNFCチップが搭載されるかどうかということです。スマートフォンでかなりのシェアを占めているiPhoneにNFCが搭載されるかどうかで、ビジネスが大きく変わる可能性があるからです。
それに対してAppleはいくつかのNFCに関する特許を取得しているにもかかわらず、いつもの通り、だんまりを決め込んでいます。もちろん、iPhone 5にNFCが搭載されるという噂は絶えませんけどね。(^o^)
そんな中9to5MacによるとiPhone 5のプロトタイプにNFCチップとアンテナが搭載されているという記事を掲載しています。
また先日のWWDC 2012で発表になったiOS 6のPassBookという電子チケットのアプリも実はNFCと連携することでおサイフ機能(ワレット)になる可能性を秘めています。
米国ではGoogleがGoogle WalletというNFCを搭載したスマートフォンのワレットをリリースしました。またベライゾン、AT&T、T-Mobileというキャリア3社が設立したISISという団体がISIS Mobile Walletというワレットの実証実験を開始しています。
Googleは当然として、ISISにおいても今ワレットが搭載されているスマートフォンはAndroid端末です。しかし、iPhoneにも搭載しないと方手落ちであるため、次期iPhoneへのNFC搭載が期待されています。
これは米国だけでなく、つい最近大日本印刷(DNP)からもNFCのワレット機能リリースの発表がありました。ワレットつまりおサイフにはクレジットカードや電子マネーだけでなく、ポイントカード、クーポン、ギフトカード、会員証、保険証、免許証、診察券などが通常入っていますよね。
これらが電子化され、スマートフォンに搭載されるのが将来のNFCワールドなのです。ですから、われわれiPhoneユーザーとしても、iPhoneにNFCが搭載されるかどうかということは、今すぐにではないかもしれませんが、将来実生活に関わるかもしれないことです。
Appleもそのことは十分に理解しているはずなので、今度こそ次期iPhoneにNFCチップを搭載してくることでしょう。
(本文おわり)
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