photo credit: Todd Sternisha via photopin cc
マイナビニュースに掲載されていた記事からです。
先週北米で開催されたIPv6の会合で、出席者からAppleに対する
批判の声があがったということです。
そもそもIPv6とは何かというと、インターネットで使用されて
いる通信プロトコルのバージョン6です。今まで使用されてきた
IPv4という方式は、グローバルで使えるアドレスが日本では
2011年4月に既に枯渇、つまり使い切ってしまったそうです。
それでも一応インターネットに接続できているのは、
インターネットプロバイダがよろしくやってくれているからです。
(詳しくはネットで調べてね。かなり適当ですいません。)
IPv6方式にすれば、事実上無限大のアドレスが使える様になるの
だそうです。
4月12日の日経新聞によると、
今年の6月6日は「世界の主要なネット・IT(情報技術)企業
がIPv6への対応を一斉に始める「ワールドIPv6ローンチ」
の実施日だ。参加企業・団体は米グーグル、米フェイスブックと
いった主要ウェブサイトのほか、米AT&T、米コムキャスト
などのISP(ネット接続事業者)、ネットにつながった大学
など1000を超す。」
ということだそうです。日本においては、この移行について
問題があるようですが、詳しくは日経新聞の記事をお読み
いただければと思います。(無料のユーザー登録が必要です)
話がかなり遠回りになりましたが、つまり世界中みんなで
IPv6に移行しようとしているこの時期に、Appleは協調性がない
と批判されてしまったわけです。
というのは、2012年1月にリリースされたAirMacユーティリティ
バージョン6.0からなぜかIPv6のサポートが削除されてしまった
からです。AirMacユーティリティは、Appleの無線LAN製品を
設定するMacのソフトウェアです。
当面それで困る方はあまりおられないと思います。
一応インターネットへの接続は上にも書きましたが、プロバイダ
がよろしくやってくれるからです。
ただ何らかの事情でどうしてもIPv6をAppleの無線LAN製品で
使いたいという方は、AirMacユーティリティのバージョン5.6
をAppleのサポートサイトから
入手すれば、IPv6が使用可能になります。
また、AirMacユーティリティのバージョン6と5.6は併存が可能
であるため、時と場合によって使い分けることも可能とのこと
です。
IPv6はIPアドレスの枯渇問題への対応以外にも高度な
セキュリティ機能が利用可能、通信の混雑緩和などの対策が
取られている様です。すっきりと移行できる様になると
といいですね。
それにしてもAppleはなぜIPv6を削除しちゃったのかな?
(本文おわり)
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