The Wall Street JournalがAppleのCEOティム・クックへの
インタビューで結構つっこんだ回答を同CEOから得たようです。
もうすでに至る所で報じられている様に、今年の夏に次の
Mac OSX 10.8 「Mountain Lion」がリリースされるという
ことです。このOSの最大の特徴は、iOSのソフトウエア機能
がMac OSXに取り込まれることです。
iOSですでにリリースされているiMessageや通知アプリ、
ゲームセンター、そしてiCloudとの更なる統合やAirplay
ミラーリングも可能になるそうです。
すでにMac OSX 10.7 Lionの時からスクロールの動作をiOS風
に変えたり、iOSのホーム画面の様なタッチパッドをMacに
導入したりと、iOSとMacの融合を図っている様に思えました。
今度のMountain Lionでは更にそれを加速しようとしている
ことが明らかになりました。
「iPhone、iPadとMacは将来同じプロセッサのチップ上で動作
するようになるのではないですか?」という質問に対して、
ティム・クックCEOは「そういうこともすべて考えの中にあり、
選択肢として排除していない」と答えたそうです。
また、同CEOは「iOSとMac OSXの同一機能をもっと増やすこと
を考えている」とも述べています。
しかし、クックCEOは将来のMacの姿がどうなるのかについて
極秘事項であるとして、明言しなかったそうです。
ただ、現状を見るとMacは2011年第4四半期に520万台
販売し、前年度比で26%も増加しているにもかかわらず、
PCの世界市場におけるシェアは5.4%にすぎません。
Appleの売上は同期間に前期より73%も伸ばしているのに、
Macだけに限ると20.3%から14.2%に落としています。
AppleとしてもMacの存在感をもっと高めることが必要と
考えているはずです。
方やスマートフォンやタブレット分野では、iPhoneやiPadが
市場を制しているわけです。iPadは今やモバイルPCより販売数
を伸ばしています。急ハンドルは無いとしても、徐々にMacと
iOSの融合を進め、最終的に統合すれば、一気にPC市場で
Windowsとのシェアをひっくり返すことも可能になるという
わけですね。
(本文おわり)
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