現地時間今週19日(木)にAppleはニューヨークでスペシャル
イベントを予定しています。教育分野関連、つまりデジタル
教科書や書籍に関する製品、サービスの発表があるだろうと
言われています。
そんな中、ars technicaが報じているのは、スペシャルイベント
で「GarageBand for e-books」が発表されるのではないかと
いう有力な情報を得たとしています。
といっても製品名はおそらく別の名前だと思います。
ただ、GarageBandでユーザーが簡単に音楽が作れるように、
電子書籍を簡単に作成できるアプリケーションが登場する
だろうということの様です。
電子書籍と言えば、私なんかすぐ「あぁ、PDFのファイルね」
なんて思ってしまいます。iPadで本を読むために自炊をして
PDF化するのが当たり前になっている時代です。
ところが日本の場合、特に販売されている電子書籍は、
ほとんど電子書籍サービス専用のアプリを使わないと読め
ない様になっています。これは著作権の問題があって、簡単
にPDFで販売というわけにはいかないからでしょう。
また、PDFにしてしまうと、単に紙を電子化しただけになって
しまいます。本来は文章や写真、動画、音声などが
インタラクティブに提供されるのが期待される電子書籍
の姿です。
そのためにはやはり専用のアプリを通してでなければ提供でき
ないということなのでしょう。
AppleもiBooksという電子書籍アプリを提供しています。
これはePub 2という標準フォーマットをサポートしています。
残念ながら日本の出版社はほとんどiBooks Storeには参加して
いません。販売または無料でダウンロードできるのは、
ほとんど英語か中国語の書籍ですね。
このePub 2フォーマットで動画や音声を表示させようとすると
HTML5ベースの拡張機能をつかって限定的には実現できる
らしいです。しかし、最近はこういった動画、音声を拡張機能
なしで含めることのできるePub 3というフォーマットもある
そうです。
いずれにしても、出版社や作家が期待しているのは、簡単に
美しい動画、写真、音声を含んだ電子書籍を作成できる
アプリなのですね。
そういう意味で、Appleが発表するのは、GarageBandの様に
ユーザーが誰でも簡単に本格的な電子書籍を作ることのできる
製品だということなのです。
それはもちろん、iPadやiPhoneにも配布可能な仕組み、
サービスと同時に発表されることでしょう。
19日の発表からも目が離せませんね。楽しみです!(^^)/
(本文おわり)
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