WirelessWire Newsに興味深いグラフが掲載されていました。
(グラフクリックで拡大表示)
このグラフは2011年第3四半期(7-9月)の携帯電話
メーカー8社における携帯電話端末の営業収益グラフです。
ちょっとわかりにくいので解説します。
縦軸は端末1台あたりの価格と営業利益、
横軸は携帯電話端末販売台数(単位:百万台)です。
棒グラフの内側、それぞれ色で塗りつぶした部分は、
縦軸が端末1台あたりの利益、
横軸が出荷台数を示しています。
その上部にある空白(線で囲っただけ)の部分は、
端末1台あたりの売上平均額だそうです。
つまり縦が長いほど端末1台あたりの利益が多く、
横に長いほど端末の販売台数が多いということになります。
色で塗った部分の面積がその端末メーカーの総営業利益を
表しているというわけですね。
端末メーカー8社とはグラフの左から順番に、
Apple、RIM、HTC、、モトローラ、サムスン、Nokia、
ソニーエリクソン、LGとなっています。
こうしてみると、AppleはサムスンやNokiaなどと比べると
販売台数は多くありませんが、1台あたりの営業利益率が
非常に高いことがわかります。
逆にNokiaは販売台数は多いですが、1台あたりの営業利益が
非常に少ないため、総営業利益はわずかであることが
よくわかりますね。
サムスンは1台あたりの営業利益率はそれほどでもありません
が販売台数が多いため、総営業利益はそこそこ確保している
ということになります。
事実Nokiaは今年第3四半期に黒字に転換したものの、利益は
大手8社全体の約2%にすぎないということです。
対してAppleは前期比では1%減少となしましたが、、前年対比
では43%の増加。過去3年間では年率43%のペースで増加が続い
ているのだそうです。
更に下の円グラフをご覧下さい。
(グラフクリックで拡大表示)
左の円グラフは、2007年第2四半期の携帯電話メーカー別
営業利益シェアで、右側が今年第3四半期のものです。
2007年にはNokiaダントツに続いて、サムスン、ソニー
エリクソン、LGの4社で利益の多くを稼いでいました。
ところが、今年2011年では、Nokia、ソニーエリクソン、
LGは影をひそめ、Appleが過半数でトップ、続いて
サムスン、HTCが台頭しています。
たった4年間でこんなに業界の構図が変わってしまったと
いうのは、いかに大きな変革が起こったかということを
良く表しています。
その変革を起こしたのがAppleのiPhoneであることは、
疑う余地がありませんね。
また、変革は携帯電話専業メーカーの役割を終わらせて
しまったとも言えるのではないでしょうか。
変革をもたらしたApple自体が携帯専業ではありませんし、
サムスンもしかり、ソニーエリクソンはソニーに吸収され
たことにより携帯電話専業ではなくなりました。
Nokia、モトローラ、RIMなどの携帯電話専業メーカーは
存在を危ぶまれています。
Appleは通話ができれば良い時代から、コンピュータや
周辺機器と密接に連携することによりその機能を発揮する
ことのできるスマートフォン時代に扉を開いたということ
なのでしょうね。
(本文おわり)
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