マーケティングの言葉で「ブルーオーシャン戦略」というのが
ありますね。反対の言葉で「レッドオーシャン」もあります。
後者はその市場に競争相手がたくさんいて、競合会社同士が
血みどろの戦いをしている市場です。
普通新しいビジネスを始めたり、新商品を開発するときは、
まだ競争相手が誰もいない市場、つまり「ブルーオーシャン」
の市場をターゲットにします。
SankeiBizの記事によると
Appleの強みはこの「ブルーオーシャン」、他社が進出して
いない市場を創り出す能力にあると述べています。
確かにiPhoneやiPadをみるときに、競争相手がいない市場を
Apple自身がつくりだしているのを見ることができますね。
いや、ブルーオーシャンを創り出すだけでなく、
他社がなかなかここに進出できない、もし進出しても
あまり利益を出すことができないような対策まで行って
います。
他社が真似をしようとすると、巨額の費用がかかることに
なる作戦だといいます。
例えばiPhone 4のメタルフレームは、日本のファナック
という会社が製造している特殊な工作機械でないと生産
できないのだそうです。
なんとこの工作機械、1台200万円するそうなのですが、
AppleとiPhoneの組立て会社フォックスコンは、
これを1000台購入したそうです。さていくらでしょうか?
20億円もかけているという計算になります。
この工作機械を使わないとiPhone 4の様なクオリティ、
見た目、手触りを実現できないということで、他社は
簡単に模倣をすることができないのです。
同じようにAppleのノートパソコンMacBookシリーズは
アルミ削りだしのユニボディが使われています。
そのおかげで、つなぎ目の無いクオリティの高いボディ
を実現しています。
このアルミの切削技術、未だ競合企業はMacBookと
同等の品質でアルミ製品を生産することができないで
います。
アップルの製品供給コントロールは、製造設備だけでなく
原料確保にも及んでいるということです。
またその原材料も複数年にわたり独占的に入手する術を
知っていますから、他社はなかなか追い付くことができ
ません。
例え遅れて追い付いたとしても、その時Appleはもっと
先に進んでいることでしょう。
どうしてAppleはこんなことができるのでしょうか。
それは760億ドル(5兆8000億円)という手元資金がある
からです。
豊富な資金を投入して特殊な設備や原材料を確保し、
他社が真似できないクオリティの製品を製造し、
ブルーオーシャン状態の中、多額の利益を蓄えます。
そして更に次の製品に多額の投資ができるという
好循環がグルグルまわっているというわけです。
競合他社が逆立ちしても追い付けないわけですね。
(本文おわり)
※ご感想は遠慮無くコメントにどうぞ!
ネットで効果的に情報収集するには?
↓
いつも応援ありがとうございます♪
にほんブログ村;
Tweet
スポンサードリンク





天国と地獄をイメージするような、すごい発想力です。スティーブジョブズ氏の天才的な発想や行動は異次元ですものね。
テクノロジー以前に、遊びの天才、超ポジティブの達人というに相応しいと思います。
彼のスタンフォード大学でのBe poor and hungry は、いつ聴いてもワクワクします。
天才の後は、秀才たちが引継いでいってほしいものです。決して、赤いバトルに巻き込まれませんようにと…。
Appleの強みは確かにブルーオーシャン戦略で、資金をそれに必要な分野に注ぎ込み成功を収める事だと思います。
手元資金があるなら、会社を買収しまくって複合企業を作るのが順当な気がしますが、Appleの場合は自分達のロードマップにある物は買収もするが、不必要な物は買わない主義ですよね。
そのようにして過剰なまでの理想的な品質を追求する姿勢には頭が下がるし、少ない商品ラインアップであそこまで成長した事がある意味驚異的ではないでしょうか。
コメントありがとうございます。
jenさんもかなりジョブズやAppleが大好きなのですね。Appleは宗教だと先日も知人から言われてしまったのですが、根拠の無い盲信ではなく、ファンになる理由があると私は思っています。ですよね。
コメントありがとうございます。
そう、Appleは資金をたくさん持っていても、やたらと企業買収をしたりしていません。
お金の使いどころを、熟慮している様に思います。