
Appleの好業績をささえているのは、カリスマであるジョブズ
のリーダーシップ、そして美しい製品のデザインを担当して
いるジョナサン・アイブズがまず出てきます。
それから次に出てくるのは、愛嬌のあるマーケティング担当
副社長のフィル・シラーでしょうか。
しかし、Appleのナンバー2といえば、COOであるティム・
クックその人であることはよく知られてはいますが、
この陰の大物がAppleの業績にどうからんでいるのかという
ところは、あまり知られていません。
WirelessWire Newsに最近のAppleの業績とティム・クックの
手腕が紹介されていました。
「Apple銀行の金庫には現金が積み上がっている」
と言われています。どんどん増え続けるAppleの手持ち資金
はもうすぐ発表される4−6月期決算で「700億ドルを突破」
という声が出てきているそうです。

(画像クリックで拡大)
これだけの手持ち資金をAppleは、どの様に有効活用して
いるのか。ここに手腕を発揮しているのがティム・クック
COOだということなのです。
ティム・クックCOOが今年1月の決算発表の席で
昨年夏から秋にかけて39億ドル(約3120億円)もの資金を
部品調達に費やしたことを明らかにしたそうです。
そのお金の使い方は、他社とはだいぶ違っていて、
部品発注分の前払い、部品メーカーの新工場建設にまで
資金を投入しているというのです。
その見返りに生産される最新技術の製品を最長3年程度独占的に
購入できる契約を結ぶそうです。またこの期間をすぎても
ディスカウントが適用されるという条件付ということです。
おしみなく部品メーカーに資金を投入するApple、つまり
ティム・クックCOOの戦略が効を奏して、新しい技術の部品を
競合他社より数年先駆けて調達できるため、製品の価格を高めに
設定することができるようになります。
もし部品が他社に提供され始めても、Appleは他社より低価格で
製品を提供することができるということなのだそうです。
iPadのライバルがどんなにがんばってもiPadを下回る価格で
タブレットを投入できないのは、以上の様なティム・クックCOO
の経営手腕によるところが大きいのです。
実は98年11月Fortune氏には有能なコストカッターとして
ティム・クックCOOが紹介されているそうです。
ジョブズが製品開発に深くかかわることができるのも、
ティム・クックCOOが会社の経営面をしっかりと牛耳って、
Appleに高利益をもたらしているからこそということができます。
Apple製品という華やかな表舞台には、あまり顔を出しません
が、大黒柱として会社の経営、業績を押し上げている人物、
それがティム・クックCOOです。Apple製品への情熱、
基準を高く設定する能力、細部への並外れたこだわりなど、
ジョブズと共通するところもあるそうです。
そういう人物だからこそ、ジョブズも休職するにあたり
安心して会社をまかせることができるのですね。
(本文おわり)
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コメントありがとうございます。
ティム•クックはアップルジャパンの社長もやってたんですか。知りませんでした。_φ(・_・